2016年1月26日
申入書
毎月26日のランチタイムに関電前に集まる女たち
日本消費者連盟関西グループ
脱原発へ!関電株主行動の会
高浜原発3、4号機を再稼働しないで!!
貴社は高浜原発3、4号機の蒸気発生器の耐震評価において、余裕度をカットして評価し、従来の評価方法で評価すれば、許容値を上回るものを、何の耐震補強工事もなく運転しようとしています。
また同じく高浜原発3、4号機について、規制庁のケーブル不正施設の調査報告が特別に免除されています。
このように数字をごまかしたり、調査を先送りしたりして、原発を1日も早く再稼働しようという貴社の姿勢は、とても許されるものではありません。
貴社はなぜこれほど原発の再稼働を急ぐのか。それは5期連続の赤字をなんとか避けたいからです。しかし経済的に余裕がない状態で無理やり原発を動かすことは絶対認められません。福島事故の前の東電も、同じように中越沖地震で柏崎原発が長期停止し、赤字決算が続き、内部留保のお金を吐き出していました。福島原発を長期停止することは絶対にできない経営状況に追い込まれていました。15mを越える津波がくるという試算がでて、対策を打たないといけないという意見もでていたのに、そんな経済的余裕のないまま、対策を先延ばしにして、あの2011年3月11日を迎えたのです。
わたしたちはがむしゃらに原発再稼働を急ぐ貴社の姿に、どうしても東電を重ねてしまいます。このままでは大事故がまた起きてしまいます。