関電株主総会 その1

イメージ 4イメージ 5イメージ 6イメージ 1イメージ 2イメージ 3関電、株主総会
5時間32分。
審議を尽くさないまま・・・



関電の株主総会。7時には3名くらいだったが・・・
8時半にはたくさんの人(動員さんが多い)並んでいる。
梅田芸術劇場前は再稼動反対のアピール、チラシを配る人が一杯。昨年以上だった。





8時半  受付の前へ並ぶ人たち。



関電に対して「3月11日福島事故の前と後とで、関電体質、言い方は全く変わっていない」
このような会場からの発言が多かった。
福島原発とは炉の構造が違う。水素爆発はおこらないが念には念を入れて対策をとっている。法令に決まっていないが、先取りして津波対策、地震対策の計画を作った。(これが免震棟計画、とか津波かさ上げ計画とか)
津波地震に襲われることはない、が仕方なく・・・という考えがありありと伝わってくる。

大飯原発直下の破砕帯が活断層である可能性がある、という専門家の指摘がある。この件を調査するように、会場からは何度も調査を求める発言があった。しかし、「調査の必要はない」との立場を崩さない。数日でできるという調査なのに・・・・しない。

株主総会事前質問に関電は抽象的な返答が多くまともな返答をしない。
電事連、関西原子力懇談会、にいくら出しているのかも言わない。これらの団体がトンネルとなって金をばらまき原子力委員や自治体を抱え込み原子力推進の「世論」を作っている。このような秘密主義が不振を増幅することを、関電はまだ気がついていない。

ある株主が発言したが「関電は大阪市以上に役所的である。」その一言が関電の体質を語っている。
原発を動かさなくては経営が悪化するというのは、これほどまでに原発に依存してきた関電の責任。全くそうだ。

それにしても秘密主義。官僚主義。があらわになった株主総会でした。